こんにちはライオンです。
本日は知る人ぞ知るディズニーのクラブ33に憧れるアメリカで出会った2人の女の子の話をしたいと思います。クラブ33とはディズニーランドの中にある秘密のレストランです。当然、完全予約制のレストランでとても豪華な食事ができ、ディズニーランド内にも関わらずお酒が楽しめるというディズニー好きで知らない人はいないという憧れの場所です。しかし、ディズニーの秘密のクラブということだけあって、そのレストランへ入ることはとても難しく普通の家庭出身の人は生涯をかけても簡単には入れません。今回の話はそんなクラブ33に憧れて必死で努力しているアメリカで出会った女の子から学んだ不公平な人生をどのようにしたら楽しめるかについて書いていきたいと思います。
アメリカで出会った2人の女の子
とても努力家な咲希ちゃん
咲希ちゃんとはアメリカで出会いました。高校を卒業後、アメリカの大学でビジネスを学んでいる普通の女の子でした。姉妹がおり、両親は普通のサラリーマンだったので咲希ちゃんをアメリカの大学に通わせる事が金銭的に精一杯で咲ちゃんはそれに感謝しながらとてもマジメに勉強に励んでいました。日常から贅沢はせず、真面目に学業こなし大学でアルバイトをするという生活です。そんな咲ちゃんの唯一の楽しみがカリフォルニアのディズニーランドに行くことでした。咲希ちゃんは大のディズニー好きでディズニーの話をし始めたら止まりません。咲ちゃんに人生の目標を尋ねると、ディズニーランドのクラブ33に行って食事をすることだと話していました。その夢をかなえるために、中高と必死で勉強を行いアメリカの大学でビジネスを勉強しているのだと話していました。
お嬢様な麗花ちゃん
麗花ちゃんは咲希ちゃんの親友です。咲希ちゃんと同じように高校を卒業してすぐアメリカの大学へやってきました。咲希ちゃんとはアメリカで出会ったのですが、咲希ちゃんとは対照的に麗花ちゃんのお父さんは大手企業の役員でもあり、とても裕福な家庭の出身でした。咲希ちゃんが友達と部屋をシェアして家賃約5万円の部屋に住んでいたのに対し、麗花ちゃんは一人でアパートを借り家賃は咲希ちゃんの3倍の約15万円程部屋に一人で住んでいました。当然アルバイトなどしたことはありません。ただ、麗花ちゃんはあまり勉強は得意ではなかったので同じ大学に通っていましたが、成績はあまり良くありませんでした。勉強に関してはできないというより、どちらかと言えばしていないというイメージの方が強かったです。
咲希ちゃんの人生の目標は麗花ちゃんの日常だった
ある日のこと、ライオンと麗花ちゃんとで二人で話しているときに咲希ちゃんの話になりました。咲希ちゃんの夢がクラブ33に行くことだという話になった時に麗花ちゃんが当たり前のように、私は小さい時に連れて行ってもらったことがあるんだよと言っていたことに驚きました。麗花ちゃんのおじいちゃんが関連企業の株を多くもっており、その繋がりで何回か予約してくれたことがあるそうです。咲希ちゃんはそのことを知っているのか麗花ちゃんに聞いたところ、あまりにも咲希ちゃんが熱心にクラブ33の話をするのでおじいちゃんが亡くなった今、株を売ってしまいクラブ33に行くことができないので嫌味に聞こえることを心配し言えなかったといっておりました。
誰かの目標は誰かの日常であり、当然だが人生は不公平だ。
違ったのは生まれた家庭というだけ
咲希ちゃんと麗花ちゃんが違ったのは生まれた家庭であり、両親がお金を持っていたかどうかというそれだけの違いでした。ただそれだけの違いで、努力家の咲希ちゃんの人生の目標はお金持ちの麗花ちゃんの日常であったのです。クラブ33に行ったことがあるかどうかの結果だけみれば本当に不公平な話です。ただ、それが人生の当たり前であり、誰もがわかっていることだと思います。
結果だけにこだわる人は結局どこまで行こうと失望しか待っていない
結果にこだわる人はストイックに走り続けます。そして常に今いる自分よりも一歩上の社会にはいあがることを必死で目指します。そのような人達はプライドも高く、負けることが大嫌いな人達が本当に多いです。しかし、ご存知の通り社会的は本当に不公平です。どれだけ頑張ろうと、どれだけ成功しようと、生まれながらにすでにその成功を持ち合わせた人達など掃いて捨てるほどいるのです。努力して社会的にいろんな面で裕福になり、一歩上の社会に足を踏み入れたとしても、その瞬間に必ず不公平を感じることでしょう。
結果だけを常に求める人達は、そんな人達にであってしまうと本当に失望します。
人生の楽しみ方
結果ではなく、過程を楽しむということ
結果だけを求める人間は必ず失望する時がやってきます。そして、人生において常に誰かとの戦いで休むことを知らず、一時の優越感を味わうことができても死ぬまで幸せになることができません。しかし、過程を楽しむことができる人は結果だけを求める人とは違い、必ず幸せになれます。クラブ33の話でもそうですが、結果だけ見てしまえば、咲希ちゃんは努力してもクラブ33に行けていない、麗花ちゃんは子供の時からすでにクラブ33を経験しているという事実があります。しかし、咲希ちゃんはその目標を達成する過程で本当にいろんな経験をすることができました、それは麗花ちゃんも当然体験したこのない体験でしょう。それを感謝して楽しむ事ができていれば、クラブ33に行ったことがあるかどうかの事実などどうでもよくなると思います。
大切なのは今を楽しむということ
目標を達成することにストイックになりすぎて、今を楽しむということを人は本当に忘れがちです。がむしゃらに頑張るということは時に大切ですが、今を楽しまなければとても人生損をしています。逆を言えば、今を楽しめている人は例え結果がついてこなくても本当に幸せな人生を歩むことができるのです。いつの日か楽しくなるだろうと考えるのではなく、今楽しめることに全力で打ち込みましょう。
アップルの創始者であるスティーブ・ジョブズの有名な話ですが、鏡の前の自分に『今やっていることは本当に自分が好きなことなのか?』という質問を投げ、その答えが数週間『違う』という答えならば勇気をもって変わらなければならないと行っています。
日本人はとても我慢強い性格の人が多いので、我慢をし安定を求めますが、果たしてそれであなたはそれで本当に幸せになれるのでしょうか?
まとめ
結果だけを求める人間になると幸せにはなれません。必ず世の中の不公平にぶつかるからです。しかし、過程を楽しめる人はそんな世の中の不公平を不公平と感じません。なぜならば、みんな平等に目標は違えど、目標までの道のりを楽しむことができるからです。そして、その過程を楽しむコツというのが今を楽しむということです。もし、あなたが今を楽しめてないというなら今を楽しめるように変わっていきましょう!それが幸せへの第一歩です!
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